奥川ブレークの道を行け!ヤクルト・竹山日向、’23初対外試合で2回無安打無失点 最年少1軍キャンプ
ヤクルトは12日、沖縄・浦添キャンプで今季初実戦となるDeNAとの練習試合に臨み、10―1で大勝した。先発メンバーの平均年齢が23・7歳という「ヤングスワローズ」が躍動。中でも、最年少で1軍キャンプに臨む高卒2年目の竹山日向投手(19)が2回無安打無失点と、ひときわ鮮烈な存在感を見せた。目標の開幕1軍、憧れの奥川恭伸投手(21)に続く高卒2年目でのブレークへ、期待の最速154キロ右腕が好発進だ。
24度まで気温が上がった晴天の浦添で、有望株が光を放った。今キャンプ最多8771人が駆け付けたチームの初陣で19歳の竹山が、2回無安打無失点と快投。「めちゃくちゃ緊張しましたが、終わって内容は良かったのでホッとしています。僕の強みは真っすぐ。しっかりと押していけた」と笑みをこぼした。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する村上や山田、中村が調整のため出場した一方、スタメンの平均年齢は23・7歳。チームは今季初の対外試合に「ヤングスワローズ」で臨んだ。
高卒4年目の武岡が先制打を放てば、大卒2年目の丸山和が4安打の固め打ち。左翼を守った高卒3年目捕手の内山も2安打1打点を記録するなど、昨季セ・リーグ2位のライバル球団を14安打10得点で圧倒した。その中で、大きな存在感を見せたのが今キャンプにただ一人の10代、最年少で臨む竹山だった。
最速149キロを計測した直球を軸に、130キロ中盤のカットボールとツーシームを投げ分け、相手打者を翻弄した。3番手で登板した六回は蝦名、勝又、アンバギーを全てゴロアウトに仕留め、計6アウトのうち内野ゴロは5つ。牧に死球を与えただけで2回を投げきった。
出典:サンスポ
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