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ヤクルトD1位・吉村貢司郎が先発デビュー戦で3回無失点3奪三振も「ストレートの精度がまだ低い」
ヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=がプロ初の先発登板に臨み、3回56球を投げ2安打無失点3奪三振と好投した。
「今日はストライクゾーンでどんどん勝負していくことをテーマに持って登板しました。二回に点をとってもらった後の回で、先頭打者に四球を出してしまったのはゲームの流れも良くなってこないので、しっかり先頭打者をとれるようにしていきたい。ストレートの精度がまだ低いので、しっかり調整したいです」
反省が口をついたが、内容は上々だった。
先制直後の二回は、2四球を与えたが修正能力の高さも見せた。1死一、二塁の場面で打席には松川。カウント2―2から外角に決めに行った直球が真ん中寄りに入ってファウルにされると、フォークボールを1球挟み、最後は外角への147キロ直球で見逃し三振に抑えた。
高津監督は「ローテーションに入って投げてほしいというところが一番ですね」と期待。
吉村自身は直球の精度を課題に挙げたが、試合の中で修正できた点は大きい。レギュラーシーズンに向けて順調に歩みを進める。
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