令和4年4月23日(土)東京ヤクルトスワローズは、本拠地神宮球場で阪神タイガースと対戦し、1ー0で勝利しました!
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 3 | 0 |
メディアレポート
1回表 阪神の攻撃
今シーズン初白星をかけて石川投手がマウンドへ。
1アウト満塁のピンチを招きますが、5番ロハス選手をファウルフライ、6番小野寺選手をインコースのストレートで三振に切って取り、無失点に抑えます。
1回裏 ヤクルトの攻撃
ヤクルトの先頭は太田選手。塩見選手に代わり高らかにファンファーレを鳴らしながら出走します。
結果は見逃し三振に終わりますが、今日は何かやってくれそうな予感がします。
3回表 阪神の攻撃
2アウトから3番佐藤選手の痛烈なライトへのライナーを太田選手がダイビングキャッチ!
ビッグプレーが飛び出します!
4回裏 ヤクルトの攻撃
0-0で迎えた4回裏、好投の石川投手を援護したいヤクルト打線は2番青木選手からの攻撃。
高めのストレートを振りぬき先制のソロホームラン!
40歳青木がようやく今季1号「何とか先に…」先制ソロで先輩石川を援護
一塁ベース前でスタンドインを確認するとガッツポーズで喜びを表し、「(先発の石川が)いいピッチングをしているので、なんとか先に先制してあげたかった。」とコメントした。
5回表 阪神の攻撃
先頭の中野選手に出塁を許します。
続く梅野選手が2-2からランエンドヒットを仕掛けますが、ショート長岡選手の華麗な守備で併殺打に打ち取ります。
6回表 阪神の攻撃
1番近本選手から始まる攻撃を3者凡退に打ち取ります。
石川投手は6回を投げて無失点。勝利投手の権利を持ったままマウンドをリリーフ陣に託します。
石川 史上3人目の新人年から21年連続勝利へ6回無失点の粘投
ヤクルトの石川雅規投手(42)が、今季初勝利を目指して6回3安打無失点の粘投。先発の役割を全うし、マウンドを降りた。
8回表 阪神の攻撃
8番梅野選手の1,2間への深い打球をセカンド山田選手が見事なポジショニングでアウトに仕留める!
9回表 阪神の攻撃
守護神マクガフ投手がマウンドに上がります。
見事三者凡退に切って取りゲームセット!
ヒーローインタビュー
青木宣親
――ナイスバッティングでした!歓声がすごいです。ナイスバッティングでした!
「えっ?ごめん…ほんとに聞こえないっす」(苦笑い)
――ナイスバッティングでした
「えっ?」
――ナイスバッティングでした!
「ありがとうございまぁ~~~す!!!ありがとう~~~!みんな、ありがとう~っ!めちゃめちゃうれしいで~す!」
――ズバリ、聞きたいと思います。4回、先頭で回ってきた打席。打った感触はどうだったんでしょう?
「いやぁ~あの。長らくホームラン打ってなかったんで。ちょっとお願い…入って!入って!って思いながら走ってました。ま、良かったです、入って、はい」
――まさにあの1本が決勝点ということになりましたが、きょうは石川投手がナイスピッチングを続けていました。やっぱり勝ちを付けたいという思いもあったんじゃないですか?
「いや、もちろんですね。ほんと、クラブハウスでもロッカー隣で。なかなか勝てない石川さんをね、ちょっとこう…元気のない石川さん見てたんで。なんか、きょう良かったです、ほんと。石川じいさんのために頑張りました!」
――ダイヤモンドを一周してベンチに帰って、石川さんと何か会話はされました?どんな話を?
「いや、あの…。石川さんもなんか、マウンドを下りた後もやっぱり勝ちたいって思いが強いのか、なんかこうそわそわしてましたね。フフ。まぁ、いいピッチングしてたんで、そのへんはね、満足してると思うんですけど。でも、やっぱり勝ちが付いたことは本当に石川さんにとってね、またチームにとっても良かったと思います」
――入団から投打でスワローズを支えてきた2人ですよね。2人で勝った1勝だと思います。非常に気持ちという面でも大きいんじゃないでしょうか
「そうですね。自分もちょっと開幕してからなかなか結果が出なかったんで。いつもいつも『きょうこそは』『きょうこそは』っていうね、なんかそういう気持ちでプレーはしてたんですけど。きょう、その瞬間がきたこと、本当にうれしく思います」
――きょうは神宮に今シーズン最多2万6000人を超えるファンの皆さんが入場。応援というのも力になったと思います。まず野手を代表してファンの皆さんにメッセージをお願いします
「いや、もういつもたくさんのファンの皆さんの前でプレーすることを本当に幸せに感じています。いつもいつも神宮球場に来て、試合を見て、楽しんで、ストレス解消してくださ~い!」
石川雅規
――やってくれました!6回無失点、今シーズン初勝利。ナイスピッチングでした!
「ありがとうございます」
――まず、きょうのマウンドです。今シーズン初勝利が懸かって上がりましたが、どんなことを心がけてマウンドに上がったんでしょうか
「いや、ほんとにあの…今季1勝というのをね、なんとか目指して。勝利ボールをね、なんとか家族に持って帰りたいなという思いがありましたし、さっき青木が『石川おじさん』(実際は『石川じいさん』)と言いましたけども『青木おじさん』が打ってくれたんで、僕もあの…気合が入りました!」
――4回の、そのおじさんのホームラン。やっぱり、その1点っていうのが好投につながったんじゃないでしょうか
「そうですね。青木おじさんがほんと打ってくれたんで。すごく勇気をもらえましたし、さっき青木も言ってましたけど、ロッカー隣なので。青木も苦しんでたんで、あの1本で本当にこれからノリ(青木)がね、どんどん乗っていくんじゃないかなと思ってます」
――きょうは守り、バックも好守備がありましたし、あとはリリーフ陣もなんとか石川さんに勝ちをという、そういう思いも伝わってきました。その点いかがでしょう
「そうですね、いつもなんか変なプレッシャーかけてんじゃないかなってちょっと気になってはいたんですけども。本当に(19歳の捕手・内山)壮真がいいリードしてくれましたし、試合前からいろいろ話しながらマウンドでそれを出すことができましたし、本当にバックも…本当にナイスプレーをして盛り立ててくれたんで、本当に最高のゲームができました」
――これで、また大記録です。入団から21年連続勝利。史上3人目の快挙ということになりました。この記録に関してはいかがでしょう
「ありがとうございます。いや、1人ではね、なかなか…というか、できない数字だと思うので。本当にいつも応援してくれるファンの皆さんと、サポートしてる裏方さんはじめ監督、コーチのおかげで、こういうふうにきょうもマウンドに立つことができました。本当にありがとうございます」
――きょうは40代2人。まさにベテランデーということで、今後に向けてファンの皆さんも応援してくれるはずです。メッセージをいただけますか
「きょうも本当にたくさんの皆さん、本当に神宮球場に足を運んでいただいてどうもありがとうございました。まだまだ青木も僕もまだまだ若い人に負けないという気持ちで1戦1戦頑張ります。これからも熱いご声援よろしくお願いします」
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