
ヤクルト先発はサイスニード。
立ち上がりからテンポの良い投球で、3回まで中日打線をヒット0に抑える。
すると3回の裏、ヤクルトの背番号55・村上宗隆が、日本人選手としては松井秀喜以来となる50号スリーランを放ち、ヤクルトは先制に成功する。
3点の援護をもらったサイスニードは試合中盤に崩れることなく好投を続け、7回を3安打無失点に抑える素晴らしい好投でリリーフ陣にマウンドを託す。
その後は石山ー今野の無失点リレーでつなぎ、村上宗隆が歴史的な偉業を成し遂げた試合を勝利で飾った。
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 5 | 7 | 0 |
責任投手
勝利投手 | ヤクルト サイスニード (8勝5敗0S) |
---|---|
敗戦投手 | 中日 大野雄 (6勝8敗0S) |
セーブ |
本塁打
中日 | |
---|---|
ヤクルト | 村上 50号(3回裏3ラン) |
バッテリー
中日 | 大野雄、祖父江、谷元、福 - 石橋 |
---|---|
ヤクルト | サイスニード、石山、今野 - 中村 |
メディアレポート
始球式
真田ナオキがヤクルト・村上の50本塁打を祝福 「まさか、自分が始球式をした試合で…」
始球式を行った真田ナオキ
大の燕党で知られる演歌歌手、真田ナオキ(32)が2日、東京・新宿区の神宮球場で行われたプロ野球、ヤクルト―中日で初の始球式に挑んだ。
始球式後には「ヤクルトは、大好きな球団で人生の大半を占めると言ってもいいくらい、応援している球団です。レコード大賞で最優秀新人賞を頂いたとき以上に、マウンドで震えが止まりませんでした」と大興奮。
投球の点数については「68点」と辛口だったが「楽しかったしうれしかったです!」と終始笑顔があふれていた。
3回の裏 ヤクルトの攻撃
村上宗隆「良い角度であがってくれました」 22歳7カ月での50号到達は最年少記録を更新
ヤクルトの村上宗隆が右越え3ラン本塁打
ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が0―0の三回1死一、三塁から右翼中段へ50号3ランを放った。
「打ったのはカットボール。先制のチャンスだったので犠牲フライでもという気持ちで打席に入りました。良い角度であがってくれました。先制できて良かったです」
日本選手の50号到達は2002年の松井秀喜(巨人)以来20年ぶり。
22歳7カ月で大台に乗せ、1964年の王貞治(巨人)の24歳3カ月を上回る最年少記録を更新した。
7回の表 中日の攻撃
サイスニードが7回無失点で8勝目 「村上がヤクルトの選手で良かった」
ヤクルトの先発のサイスニード
ヤクルト・先発のサイスニード投手(29)が7回無失点と好投し、8勝目(5敗)を挙げた。
六回を終えた時点で100球を超えていたが七回も続投。
「全体的に状態良く、いろんな球でストライクも取れたし、中村のリードに助けられて7回無失点で投げることが出来て良かった」。
120球を投げて被安打3、与四球1と中日打線を封じ込め、2番手の石山にバトンをつないだ。
村上宗隆内野手(22)が0―0の三回1死一、三塁から右翼中段へ50号3ランを放って、序盤に3点の援護をもらってのマウンド。
「村上がヤクルトの選手で良かった」と〝村神様〟のご加護に感謝していた。
ヒーローインタビュー
サイスニード 投手
--7回無失点
「アリガトウゴザイマス。真っすぐをちゃんと投げること意識したことがいい結果につながった」
--涼しくなって投げやすかったのでは
「そうですね。暑くなかったので、とても投げやすかったですことも良かったですが、なによりチームが勝ったことがうれしいです」
--三回に村上の50号で援護をもらった
「村上は日本でいちばんいい打者。彼とチームメートで対戦する必要がなくて本当にうれしい。ムラカミ、ダイ、ダイ、ダイ、ダイスキ!」
村上宗隆 選手
--50号本塁打の感触
「いったと思いました」
--確信していた
「いつも程じゃなかったですけど、良い角度で上ってくれたので入ったかなと思いました」
--どんな思いでバッターボックスに
「なんとか先制点を取りたいなと思っていた。最低限の仕事はしようと、なんとか外野に持っていこうという意識で打席に立ちました」
--同じ背番号「55」の松井秀喜さんに並ぶ50号
「この番号をもらった時から目標にしていました。数字で並べたのはすごく誇りに思います。まだまだ先の、自分の中での目標を達成できるように頑張りたいなと思います」
--先の目標とは
「数字的なことじゃないんですけど、僕は日々成長を掲げているので、1本のヒット、ホームランに満足せず、明日、明後日と常に成長したいなと思っています。それが僕の目標なので応援よろしくお願いします」
--ラストスパートに向けて
「残り試合が少なくなってきて、変なプレッシャーをかけられながら日々試合をしてるんですけど、プレッシャーに負けずにチーム一丸となって勝ちをもぎ取って、突っ走っていきます」
ハイライトムービー
-
次の試合村上宗隆が3安打猛打賞でリーグ最多安打に並ぶ
おすすめ記事
続きを見る
-
前の試合延長12回をドロー!オスナが猛打賞&特大ホームラン「完璧に捉えることができました」
おすすめ記事
続きを見る
おすすめ記事