増田珠、好守に珠玉の存在感! ’24〝高津再生工場〟の一番星だ
ソフトバンクを戦力外となり、ヤクルトに新加入した増田珠(しゅう)内野手(24)が25日、巨人とのオープン戦(那覇)に「8番・左翼」で先発出場。五回に右前適時打を放ち、移籍後初打点をマークした。内野手登録ながら挑んでいる左翼の守備では一回にダイビングキャッチを披露し、チームを鼓舞。かつて、再生工場と呼ばれた新天地で再起を期す若武者が、攻守でアピールした。試合は2-1で勝利した。
がむしゃらさがあふれ出た。新戦力の増田が攻守でハッスル。打撃では移籍後初打点をマークし、左翼の守備ではダイビングキャッチで沖縄のファンを沸かせた。
「なかなかホークスではいい結果を残せなかった。ヤクルトではしっかり恩返しの気持ちも込めて成長をしていきたい。いい結果を出したい」
最初の見せ場は一回の守備だ。強風が吹く悪条件の中、坂本が打ち上げた前方への飛球に迷いなく突っ込んだ。勢いよく飛び込み「ためらわずにいけたので捕れたと思う」と胸を張った。
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