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高橋が5回無失点 前倒しの今季初登板で快投演じる

先発で好投したヤクルト・高橋奎二
先発で好投したヤクルト・高橋奎二

高橋が5回無失点 WBC帰国後、前倒しの今季初登板で快投演じる

一段と大きくなった姿で帰ってきた。WBC日本代表として世界一に輝いたヤクルト・高橋が今季初先発。5回68球を投げ4安打無失点、4奪三振と力を見せつけた。

  

チームメイトのファインプレーにも助けられた

「楽しみです。けがをせずに1年間投げることが大事。日本代表のメンバーみんなで、セ・リーグ、パ・リーグを盛り上げられたら一番いいです」

WBC優勝の熱はまだ冷めやらぬ開幕5戦目。高橋がマウンドに上がると最速151キロを計測した直球を軸にテンポよく投げ込んだ。二回1死二塁では福永の右翼線方向への打球を右翼手・内山がダイビングキャッチ、三回2死二塁では大島に左前打を浴び、本塁生還を狙った二塁走者のビシエドを左翼手・青木、遊撃手・長岡の連係で素早い送球をみせ、アウトに仕留めるなど好守にも助けられた。

 

前倒しの今季初登板で快投

予定よりも早い1軍マウンドだった。WBCから帰国後初登板となった3月29日のイースタン・リーグ、西武戦(戸田)では4回1失点。最速154キロを計測し、4奪三振をみせた投球に当初は複数回、2軍戦で調整する予定だったが、登板後の状態を見極めた上で今季初先発が決定した。

 

WBC決勝ラウンドでは登板機会なし うれしさ半分、悔しさ半分

WBCでの登板は3月12日のオーストラリア戦で、2番手として2回1安打無失点と好投した1度のみ。準決勝、決勝はブルペン待機したが出番はなかった。うれしさ半分、悔しさ半分。2026年の第6回WBCに向けて「3年後は先発として活躍したい」と意気込み、成長した姿をみせた。

出典:サンスポ

    

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