村上宗隆、激走ヘッスラで12打席ぶり安打
気持ちを見せた。なりふり構ってなどいられなかった。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が四回2死で二塁への内野安打。全力で走り、最後は一塁ベースへのヘッドスライディング。悪送球の間に二塁へ進んだ。
打率・157と苦しんでいた若き主砲が、久しぶりに「H」ランプを灯した
必死だった。23日の巨人戦(神宮)の第2打席で中前打を放って以来、12打席ぶりの安打。試合前の時点で打率・157と苦しんでいた若き主砲が、久しぶりに「H」ランプを灯した。
村上の姿を見た打線も奮起
五回には2死から1番・武岡が四球を選び、続く浜田が右前打を放って一、三塁。3番のサンタナが右翼席へ2号3ランを放った。決して調子が良くなくても懸命に現状を打破しようとする若き主砲が、チームを鼓舞した。
「143試合長い戦いですけど、一試合一試合気持ちを切り替えながら、その日その日でしっかり区切って、最終的に優勝するという目標だけ忘れずにやれば必ず勝てると思う」
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