青木宣親が激走三塁打! 「思い入れのある」早大先輩・和田から中堅フェンス直撃打
まだまだ元気!! ヤクルトは5日、ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に4-5でサヨナラ負けを喫した。
「5番・右翼」で先発した球界野手最年長、青木宣親外野手(42)が早大の1学年先輩、和田毅投手(43)から中越え三塁打を放ち、健在ぶりをアピール。投げては昨季限りでソフトバンクを戦力外となった嘉弥真新也投手(34)が八回に4番手で登板し、1回1安打無失点に抑えた。
本当にいい当たりだった、特別、思い入れのある先輩です
全力でグラウンドを駆け回り、笑顔で拳を上げた。球界野手最年長の42歳、青木が健在ぶりをアピールした。二回先頭で中堅フェンス直撃の三塁打。早大の1学年先輩、和田の直球を捉え、うなずいた。
「本当にいい当たりだった。大学時代に後ろを守っていたので特別、思い入れのある先輩です。去年だってスピードが上がっていると(記事で)見ましたし、しっかり打ち返せるようにという気持ちでいきました」
その背中を追いかけ、プロの世界に飛び込んだ。宮崎・日向高時代は決して名が知れた選手ではなく、指定校推薦で進学。入学当初は故障ばかりだったというが「プロに行きたかったですし、4年後に笑える自分でいるためにはやっぱり練習をするしかなかった。大学4年間は野球漬けだった」と体を鍛え、がむしゃらに白球を追い、黙々とバットを振った。
和田さんがこうやってまだ一線でやってますし、うちの石川さんもそう。そういった方の姿に感じることはあります
「周りにプロに入るようなすごい選手が多かったのも大きかった」。同学年に鳥谷敬(元阪神など)、比嘉寿光(元広島)、由田慎太郎(元オリックス)、1学年下に田中浩康(元ヤクルトなど)、2学年下には武内晋一(元ヤクルト)らプロの道に進んだ選手が数多くいた。絶対的エースだった和田もその一人。今もなお向上心の尽きない先輩の姿には刺激をもらっている。
日米通算21年目。西川(前楽天)の加入もあり、外野のレギュラー争いは激しさを増すが、負けるつもりはない。オフシーズンから下半身からの連動を意識して振り込んできており、開幕に向けて上々の仕上がりだ。
高津監督は「試合途中で退いても、ベンチでずっと声を出している。彼がいいお手本を示していくれている」とチームへの影響力を高く評価した。先輩の背中を追い、必死にプロへの門をこじ開けた男は、21年がたち、厳しい世界で戦う後輩たちに背中で見せている。
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