村上宗隆が4試合ぶりに「4番・三塁」で先発出場も…打線がつながらず2連敗
主砲が〝定位置〟に戻ってきた。ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が、12日のDeNA戦(横浜)以来、4試合ぶりに「4番・三塁」で先発出場。三回1死の第2打席に右前打を放った。
シーズン開幕前、4番打者の覚悟についてこう口にしていた。
「去年は打てずにチームも5位という成績。もちろん中軸を打っている中で、すごくチームの勝敗に関わる打順だと思います。一昨年とか、その前は僕が打って優勝できているので、それはつながってくるのかなと思いますし、勝てるように頑張りたい」
なかなか思うような結果が出なかった。今季初アーチをかけたのは、2番に座って2試合目となった14日のDeNA戦(横浜)。実に開幕から54打席目で待望の一発だった。
幾多の苦難を味わい、真正面から乗り越えようと努力を重ねてきた。2022年に史上最年少で三冠王を達成し、日本選手最多となるシーズン56本塁打を放った。周りからの期待は必然と大きくなり、見られる目も厳しくなる。それでも、己を見失わず、自分自身と向き合い続けてきた。
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