球団初のＶ３へ－。リーグ２連覇を達成したヤクルトが２８日、東京都内のホテルで「優勝感謝のつどい」を開き、約１０００人が出席した。高津臣吾監督（５４）は開会にあたり、壇上であいさつ。日本シリーズで敗れた悔しさを振り返りつつ日本一奪還を約束し、「全力で感動と興奮と、強いスワローズを皆さんにお見せすることを約束します」と黄金時代を築くことを誓った。
多くの関係者を前に開かれた「優勝感謝のつどい」で堂々と誓った。高津監督は開会にあたり壇上であいさつ。日本シリーズで敗戦した悔しさを振り返りつつ、約１０００人の前で日本一奪還を誓った。
「日本シリーズが終わりまして１カ月たっても悔しさは変わりません。この悔しさと今年経験したことをしっかり生かし、来年は日本一の報告、日本一の感謝の集いが開催できるように頑張っていきたい」
鏡割りの後、ますを交わす村上（左）と山田（右） 悔しさは日々増すばかりだ。オリックスとの日本シリーズでは２勝１分けで迎えた第４戦からまさかの４連敗。日本一を逃した後には、ファンの前で悔し涙を流した。覇権奪回には戦力の底上げが必要不可欠。１１月に愛媛・松山で行われた秋季キャンプでは「競争」を掲げて若手選手に発破をかけた。
来季、まず目指すのは球団初のリーグ３連覇。若き主砲・村上を中心とした強力打線と、Ｄ１位指名・吉村（東芝）らが加入する投手陣の厚みがさらに増せば、おのずと頂点は見えてくる。
「一丸となって戦う姿勢はどこにも負けていないと自信を持っています。２０２３年も少しハラハラドキドキ、少し悲しい場面があるかもしれないですけど、われわれは全力で感動と興奮と、強いスワローズを皆さんにお見せすることを約束します」
出典：サンスポ
