ヤクルトD5位・北村恵吾が1号! 高津監督「変な癖もなくいい打撃」 12日DeNA戦デビュー示唆
長打力をアピール!! ヤクルトのドラフト5位・北村恵吾内野手(22)=中大=が10日の沖縄・浦添キャンプで実戦形式の打撃練習に臨み、〝プロ1号〟を放った。
「入るとは思わなかったんですけど、いい感じに捉えられました」
第3クール初日に初めてプロの投手と対戦。登板した6年目右腕の金久保の投球を振り抜き、左中間へ運んだ。大西、久保とも対戦し、計10スイングで1本塁打を含む3本の安打性の当たりを放った。長打力と勝負強い打撃で将来の主軸候補として期待される右打者。「感覚としてはいい感じにきている。崩さず順調にいけたら」とうなずいた。
滋賀・近江高時代に44本塁打を放ち、中大時代にプレーした東都大学リーグでは通算6本塁打。打撃ケージ後方で見守った高津監督は「しっかり振れている。遠くまで飛ばす力もあるし、変な癖もなくいい打撃」と目を細め、今季初の対外試合となる12日のDeNA戦(浦添)で実戦デビューさせる可能性も示唆した。
全体練習後には若手野手を中心に約30分間、臨時コーチの真中満氏(サンスポ専属評論家)による講義が行われ、北村も熱心に聞き入った。通算1122安打、2007年には代打でシーズン31安打のプロ野球記録を樹立した真中氏から打席での心構えを教わり「どういう考え方で打席に入るか。いろいろな考え方を持たないと打てない。今後の実戦で生かしていきたい」と成長を誓った。
守備は一塁と二塁、三塁で練習している。「声も出して、自分の存在をもっとアピールしていきたい」。目標の開幕1軍入りへ猛打で突き進む。
出典:サンスポ
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