奥川恭伸、2軍戦で今季最多の7回100球投げ自責点0!最速151キロ計測「ボールが良かった」
完全復活を目指すヤクルト・奥川恭伸投手(23)が先発し、今季最多となる7回100球を投げ、5安打2失点(自責点0)と力投した。直球の最速は球場表示で151キロをマーク。1軍の舞台へ、また一歩前進した。
「ちょっと成果が出てうれしいですね」
「しっかり前回の悪かったときよりも修正できていたので、今日の結果かなと。ボールが良かったと思います。自分のフォームをしっかり意識しながら投げるという感じで、それができればしっかり結果がついてきてくれると思った。それをこの8日間やってきたので、ちょっと成果が出てうれしいですね」
前回17日のイースタン・リーグ、日本ハム戦(鎌ケ谷)は直球の制球を乱し、5回93球を投げ8安打7失点(自責点5)。「自分に納得いかなくてイライラした」と振り返っていたが、中8日の調整期間で修正を図ってきた。
直球の切れ、制球ともによく、終盤でも球威は衰えずに140キロ台後半を計測した。フォークボールの質も改善。カウントを取る球としても、決め球としても使い、六回には4番・コルデロを空振り三振に抑えた。