中村悠平が石川雅規を好リード&適時打で23年連続勝利に貢献!
球界最年長のヤクルト・石川雅規投手(44)が5回4安打無失点と好投し、今季初勝利をマーク。米田哲也(1956―77年)を抜いて史上最長を更新する1年目から23年連続勝利を達成した。通算186勝目で、交流戦では単独1位の通算29勝目。秋田県出身のベテラン左腕が東北の地でメモリアルな1勝を挙げた。
「やっぱり自分のボールを操るわけですから」
女房役が大記録達成に貢献した。「8番・捕手」で先発した中村悠平捕手(33)は雨中の登板となった石川を好リード。「ゾーンの中でうまく緩急をつけて打ち取ることができた」と振り返り「コンディションが悪い中、足場も悪い中で、やっぱり自分のボールを操るわけですから。そこはやっぱりすごいなと思いましたね」と敬意を表した。
「一番いい形でつなげたのでよかったです」
さらに、バットでは四回1死満塁で貴重な4点目を刻む中前適時打。「追加点が欲しかったところだったので。犠牲フライ、ゲッツー崩れでも1点。どうやったら1点取れるかなと思ったんですけど、一番いい形でつなげたのでよかったです」とうなずいた。