吉村貢司郎、プロ2度目の登板で5回1失点の好投も初勝利またもお預け
ヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=がプロ2度目の先発登板を果たし、5回4安打1失点。粘投を見せたが味方打線の援護がないまま1点ビハインドの六回に2番手・星にバトンを渡した。
一球でも早く修正できるように、もう少し工夫をしながら調整していきたい
「今日はストレートが抜けてしまい、なかなか修正するのが難しかった。一球でも早く修正できるように、もう少し工夫をしながら調整していきたい」
初めてとなった甲子園のマウンド。敵地での大歓声に緊張からか一回からいきなり2死満塁のピンチを背負ったが佐藤輝、板山を2者連続の空振り三振に仕留めて無失点スタート。三回に無死一、三塁のピンチを背負い、ノイジーの遊ゴロの間に走者が生還して1点を失ったが、その後は要所は締めて点を失わなかった。
前回4月2日の広島戦(神宮)では5回2失点の力投。社会人卒の期待のルーキーが2試合続けて試合を作る粘投を見せたが、プロ初勝利はまたもお預けとなった。
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