ヤクルト・村上宗隆が六回に均衡を破る先制二塁打
均衡を破ったのはやはりこの男だった。0―0の六回2死一、二塁。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が先制となる右翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。
「少し詰まりましたが、しっかり押し込みました」。カウント2―1から大野雄の内角137キロのツーシームを一閃。あとひと伸びで本塁打となる大きな当たりで、村上は二塁ベースに到達すると右手を突き上げて喜んだ。
WBCでは苦しみながらも勝利に大きく貢献
闘志がみなぎる。第5回WBCでは日本代表が3大会ぶりの世界一奪還。村上は1次リーグ4試合で打率・143(14打数2安打)と苦しんだが、準決勝のメキシコ戦で逆転サヨナラ打、決勝の米国戦で同点ソロを放つなど大きく貢献した。
WBCの燃え尽き症候群は「全くないです」
3月31日の広島との開幕戦では今季初打席で1号2ラン。プロ6年目で初めて開幕弾を放ち、勝利に導いた。試合後には「WBCを終えて燃え尽き症候群はないか?」と聞かれ「そんなの言っている時点で駄目。全くないです」と即答。4月2日の同戦でも二塁打と失策が記録された〝ランニングホームラン〟を放ち、圧倒的な存在感を見せた。
【弾丸ライナー】
— 燕分補給@ファンサイトブログ (@tokyo_yakult_) April 4, 2023
村上宗隆がフェンス直撃の決勝タイムリ―ツーベース。
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