
延長12回の死闘は8-8のドローに終わった。
2回、ヤクルトは四球で村上が歩いた後、5番オスナが2ランを放ち先制する。
直後に巨人に逆転を許すが、4回にサンタナのホームランで同点とする。
その後は両チーム点を取り合う乱打戦となるが、8回以降はリリーフ陣が粘り切り、12回までの攻防は8-8のドローに終わった。
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | |
ヤクルト | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 10 | 1 |
巨人 | 0 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 12 | 0 |
責任投手
勝利投手 | ヤクルト 木澤 (8勝3敗0S) |
---|---|
敗戦投手 | 巨人 今村 (1勝4敗0S) |
セーブ | ヤクルト マクガフ (0勝2敗34S) |
本塁打
ヤクルト | オスナ 16号(2回表2ラン) サンタナ 14号(4回表ソロ) 山田 22号(6回表ソロ) |
---|---|
巨人 | 岡本和 25号(2回裏2ラン) |
バッテリー
ヤクルト | 高梨、大西、梅野、久保、清水、田口、木澤、マクガフ - 中村 |
---|---|
巨人 | 井上、鍵谷、高木、デラロサ、平内、高梨、大勢、クロール、鍬原 - 大城、小林 |
メディアレポート
2回の表 ヤクルトの攻撃
オスナが先制16号2ラン 初対戦の井上から「完璧に捉えることができました」
二回、2点本塁打を放つヤクルト・オスナ
ヤクルト・5番のホセ・オスナ内野手(29)が二回、左翼席に16号2ランをたたき込み2点を先制した。
「打ったのはストレート初対戦の投手ですがアジャストして完璧に捉えることができました。先制することができて良かったです」と4番の村上が四球で歩かされた直後。
カウント1-2から初対戦の巨人・井上の直球を捉えた。
村上が日本選手では2002年の松井秀喜(巨人)以来、20年ぶりとなる50本塁打到達に王手をかけて臨んだ一戦。
4番・村上の後にオスナ、サンタナ、キブレハンと助っ人を3人並べた高津監督の采配が序盤から的中した。
長岡秀樹がシーズン100安打に到達!!
二回 右安打を放つヤクルト・長岡秀樹
ヤクルト・長岡秀樹内野手(20)が二回に右前打を放ち、初めてシーズン100安打に達した。
高卒3年目以内の選手が到達したのは、球団では2019年の村上宗隆が高卒2年目で118安打を放って以来となる。
4回の表 ヤクルトの攻撃
村上宗隆が今季初の三塁打 鋭い打球が右中間破る
4回表ヤクルト無死、三塁打を放つ村上
ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、今季初の三塁打を放った。
2点を追う4回先頭。巨人井上に対し、カウント2-1からの4球目、外角115キロカーブを引っ張ると、鋭い打球が右中間を破った。今季12盗塁をマークしている村上は、そのままスピードを緩めず一気に三塁を陥れた。
その後、オスナの二ゴロの間に3点目のホームを踏んだ。
ヤクルト助っ人がアベック弾 オスナに続き、サンタナも一撃 同点の14号ソロ
4回、同点となるソロを放つサンタナ
ヤクルトの助っ人勢がアベック弾。主砲・村上の後続を支える男たちがそろってアーチを描いた。
まずは二回だ。村上が今季99個目の四球を見極めると、続く5番・オスナが先制の16号2ランを放った。
試合の主導権を握ったが、直後に先発・高梨がまさかの乱調。岡本和に同点2ランを被弾するなど、一挙4失点で勝ち越しを許した。
それでも2点を追う四回だ。
先頭の村上が右中間への当たりで、積極走塁。一気に三塁まで陥れ、オスナの二ゴロの間にまずは1点を返した。
さらに続く6番・サンタナは追い込まれてからも4球ファールで粘るなど、初対戦の巨人・井上に食らいついた。その12球目を捉えると、打球は左中間席へ。14号ソロで同点とした。
村上がすさまじい活躍を見せており、直近10試合で16四球と勝負を避けられがちの中、後続を任されたオスナ&サンタナがアベック弾。強力打線を形成している。
6回の表 ヤクルトの攻撃
山田哲人が3試合連発の22号ソロ フルスイングで左翼スタンド5階席まで運ぶ
六回 左本塁打を放つヤクルト・山田哲人
主将が反撃ののろしを上げた。
3点を追う六回先頭。ヤクルト・山田哲人内野手(30)が左翼スタンド5階席まで運ぶ、豪快な22号ソロを放った。
「フルスイングしました。点をとられた直後だったので1点を返せて良かった」
代わったばかりの巨人・高木の真ん中高め141キロの直球を一閃。打った瞬間に入ったとわかる完璧な打球で、勢いよく燕党の待つ左翼席へと吸い込まれていった。これで28日のDeNA戦(横浜)から3試合連続で本塁打をマークした。
7月上旬に新型コロナウイルス陽性判定を受けた影響もあって、8月は15打席連続無安打など苦しんだ期間もあった主将が状態を上げてきた。
12回の裏 巨人の攻撃
【三者連続三振】マクガフ セーブ数トップが圧巻のピッチングで5時間ゲームを締める!!
ハイライトムービー
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前の試合ムーチョ!ムーチョ!ムーチョ!中村悠平 3年ぶり三塁打が延長11回V打に 猛打賞で締めくくる
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