
ヤクルトが接戦を制し連勝を4に伸ばした。
3回、2死2塁のチャンスで3番・山田哲人の一発が飛び出し2点を先制する。
ヤクルト先発・小澤投手は今日も安定したピッチングで6回を1失点にまとめ、試合は投手戦が繰り広げられた。
その後巨人が追いつき、迎えた延長11回。
2死1,2塁のチャンスでバッターは6番・中村悠平。
前進守備を敷いた巨人外野手の間を割る見事な2点タイムリー3塁打を放ち、4-2と勝ち越しに成功する。
最終回のマウンドには守護神マクガフがあがり、巨人・坂本から始まる上位打線を3者凡退に仕留め、リーグ最多の34セーブをマークした。
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | 安 | 失 | |
ヤクルト | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 7 | 1 |
巨人 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
責任投手
勝利投手 | ヤクルト 木澤 (8勝3敗0S) |
---|---|
敗戦投手 | 巨人 今村 (1勝4敗0S) |
セーブ | ヤクルト マクガフ (0勝2敗34S) |
本塁打
ヤクルト | 山田 21号(3回表2ラン) |
---|---|
巨人 |
バッテリー
ヤクルト | 小澤、田口、清水、石山、木澤、マクガフ - 中村 |
---|---|
巨人 | 菅野、平内、大勢、高梨、今村、クロール - 大城 |
1回の表 ヤクルトの攻撃
ヤクルト村上、惜しい!プロ野球タイ15打席連続出塁ならず “天敵”菅野の前に連続打数安打も9で止まる
初回2死一塁、村上は捕邪飛に倒れる
ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手(22)が30日、巨人戦(京セラD)に「4番・三塁」で先発出場。
初回の第1打席で相手エース菅野智之投手(32)の前に捕邪飛に終わり、プロ野球記録達成をあと一歩のところで逃した。
26日の第3打席から28日の第5打席まで14打席連続出塁&9打数連続安打と数字を継続。
プロ野球記録は連続打席出塁が2013年広瀬純(広島)の15、連続打数安打は1991年R・J・レイノルズ(大洋)と2003年高橋由伸(巨人)の11で、村上はこの日の巨人戦で2つのプロ野球記録に挑むことになっていたが、菅野に阻止された。
3回の表 ヤクルトの攻撃
山田哲人が2戦連発21号 延長十一回、中村の決勝打で4連勝
三回、2点本塁打を放つヤクルト・山田哲人
左翼席の燕党がわいた。
三回2死二塁で、ヤクルト・山田が左越えへ先制の21号2ラン。
さっそうとダイヤモンドを一周すると、ナインと喜びを分かち合い笑みを浮かべた。
「追い込まれていましたが、しっかりと芯で捉えることができましたし、良いスイングができました」
完璧だった。巨人のエース、菅野が投じた144キロのフォークボールを捉え、28日のDeNA戦(横浜)から2戦連発。
一時は20打席連続無安打、19打席無安打も経験したが、シーズン終盤で主将のバットに快音が戻ってきた。
「結果が出ないというのは自分が悪いことなので、切り替えて次に頑張るという気持ちでやるしかない。チームスポーツなので、そこはみんなで一致団結してお互いに助け合って、頑張るしかない」
7月上旬に新型コロナウイルスに感染。復帰後も調子は上向かず、チーム状況も苦しく、7連敗も味わった。
若き4番・村上が大活躍しスポットライトを浴びる機会が多いが、やはりリーグ連覇に山田の存在は必要不可欠。勝負の9月に向け、完全復調が待たれる。
6回の裏 巨人の攻撃
小澤投手が6回1失点の好投!
安定した投球を続ける小澤投手
先発した小澤投手は6回3安打1失点に抑える好投!先発としての役目を果たしました!
10回の裏 巨人の攻撃
木澤投手が好リリーフで8勝目!
中継ぎながらチーム最多の8勝目を挙げた木澤投手
木澤投手は延長10回、5番手として登板すると、三者凡退に仕留める好リリーフ!
11回にチームが勝ち越し、8勝目を挙げました!
11回の表 ヤクルトの攻撃
中村選手が決勝の2点タイムリー!試合を決める!
高津監督に迎えられる中村悠平
中村選手は2対2の延長11回、決勝の2点タイムリー三塁打を放ち、チームを勝利に導きました!
中村選手は試合後のヒーローインタビューで「まだまだ約一カ月ありますけど、一戦一戦、全力尽くしてチーム一丸となって、チームスワローズとして頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」と力強いコメントを残しています!
ヒーローインタビュー
中村悠平 選手
--延長十一回の打席はどんな思いで入った
「まず延長まで投手陣をうまく粘ってリードできましたし、最後の打席の前も各選手がつないでくれた形だったので、なんとか返したいなという思いで打席に立ちました」
--どんな思いで左中間方向へ抜けた打球を見つめていた
「とにかく返したいなと思ってました。打った瞬間抜けてくれるのを確信したので、ホッとしました」
--計6人の投手リレー、先発の小沢投手はいかがでした
「緩急うまく使えたのとランナーを出しても非常に粘り強く投げてくれたので、こういった最後の展開になったのかなと思います」
--リリーフ陣はどのような思いで引っ張っていった
「各リリーフ陣も投げ切ってくれたので、僕もリリーフ陣に乗せられてリードした部分が多かったですね」
--チームは4連勝。明日に向けて
「まだまだ約1カ月ありますけど、1戦1戦全力尽くしてチーム一丸となって、チームスワローズとして頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」
高津監督インタビュー
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前の試合ヤクルトが首位攻防戦を制す 決勝の「確信しゃがみ」本塁打 村上「気持ちだけで打ちました」
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