
ヤクルト打線は1点を追いかける3回。2番・山崎が出塁すると、続く宮本がライトへタイムリーを放ち同点に追いつく。
続く4回には2死1塁から塩見・山崎の連続タイムリーが飛び出し勝ち越しに成功する。
その後も山田、村上がタイムリー、サンタナが犠牲フライを放ち6点を挙げ、広島を突き放した。
投げては先発・高梨が6回2失点にまとめ6勝目。
リリーフ陣も無失点リレーでつなぎ、好調時のヤクルトを思わせる試合運びで快勝した。
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | X | 6 | 9 | 0 |
責任投手
勝利投手 | ヤクルト 高梨 (7勝6敗0S) |
---|---|
敗戦投手 | 広島 九里 (5勝8敗0S) |
セーブ |
本塁打
広島 | 西川 8号(1回表ソロ) 大盛 1号(5回表ソロ) |
---|---|
ヤクルト |
バッテリー
広島 | 九里、フランスア、コルニエル、森浦 - 磯村、石原 |
---|---|
ヤクルト | 高梨、田口、石山、梅野 - 中村 |
メディアレポート
始球式
川端慎吾の妹、元女子日本代表の川端友紀が始球式 「特別な場所なので力が入りました」
始球式に臨む川端友紀
秋季キャンプ地の愛媛・松山市にちなみ「松山DAY」として開催され、同市が「女子野球タウン」第1号に選ばれていることから女子野球のレジェンドであるヤクルト・川端慎吾内野手(34)の妹で元日本代表の川端友紀内野手(33)=九州ハニーズ=が始球式を行った。
背番号1の所属するチームのユニホーム姿で登場。右打者である広島・堂林の内角に投げ込み「めちゃくちゃ緊張しました。踏み込み足ですべってだいぶインコースに行ってしまったので申し訳ないです」と振り返った。
始球式の前には兄から「頑張ってね」と激励の連絡が来たという。兄の本拠地で初めて投げることができ「神宮というのは私にとっても特別な場所なので力が入りました。あの中で試合ができれば最高だろうなと想像してマウンドに上がれたのはすごくいい経験になりましたし、楽しかった」と笑みを浮かべた。
3回の裏 ヤクルトの攻撃
宮本丈選手が貴重な同点タイムリーを放つ!
1点を追う3回、同点タイムリーを放つ宮本
1点を追う3回、一死一塁のチャンスで宮本選手が貴重な同点タイムリー二塁打!3番に入り、打撃で貢献を続けています。
4回の裏 ヤクルトの攻撃
塩見選手が勝ち越しのタイムリーツーベース!
塩見選手が勝ち越しのタイムリー二塁打
4回、二死一塁の場面で塩見選手が勝ち越しのタイムリー二塁打!
塩見選手は「なんとかカバーしようという気持ちでチャンスを広げる気持ちで打席に入りました。積極的に甘い球を打ちにいきました。タイムリーになって良かったです」と喜びを語りました。
山崎晃太朗選手がタイムリースリーベースを含む猛打賞!
4回、センターオーバーの3塁打を放つ山崎
山崎選手は4回に追加点となるタイムリーを放つなど、3安打1打点の活躍を見せました。タイムリーの場面は、「打ったのはストレート。追い込まれていたので、三振しないようにと思っていました。グランドの状況が良くないので、前に飛ばせば何かあると思ってました。抜けてくれて良かったです」と振り返っています。
6回の表 広島の攻撃
高梨投手が6回2失点の力投で7勝目を挙げる!
高梨投手が今シーズン7勝目!
24日(水)、神宮球場での広島東洋カープ戦。先発の高梨投手は6回6安打2失点で今シーズン7勝目!
試合後にはお立ち台に上がり、「まだまだ、内容の面では改善していかなければいけないところがたくさんあると思うんですけど、2失点で粘れたのは良かったかなと思います」と登板を振り返りました。
9回の表 広島の攻撃
梅野投手が9回を3人でピシャリと抑える!
梅野投手が三者凡退に封じる
9回は4番手・梅野投手が登板。マクブルーム選手をレフトフライ、坂倉選手をファウルフライ、代打・曽根選手をファウルフライに仕留めて、試合を締めくくりました。
ヒーローインタビュー
高梨裕稔 投手
――途中で雨が降る難しいコンディションだった
「そうですね。先制されてしまって、でも野手の皆さんがすぐ逆転してくれて。なんとかそのリードを守ってやろうって気持ちで投げてました」
――今日は6回2失点
「まだまだ内容の面では改善していかなければいけないところがたくさんあると思うんですけど、2失点で粘れたのは良かったかなと思います」
――6回無死一、二塁で4番・マクブルームからダブルプレーをとった
「ノーアウトだったので、なんとか一人一人と思ってたんですけど、うまい形でダブルプレーを取れたのですごく良かったと思います」
――今日は6回2失点。内容はどうか
「今日も中村さんがすごく僕の良さを引き出してくれたと思うので、感謝してます」
――次回登板に向けて
「一戦一戦僕たちは戦っていくことが今大事だと思いますし、なんとかみんなで勝っていきたいと思ってるので、明日からも応援よろしくお願いします」
山崎晃太朗 選手
――タイムリーを打った四回2死二塁の場面、どういう気持ちで打席に入った
「塩見が先に走者を返してくれたので、僕はいつも通り後ろの(宮本)丈にいい形でと思って打席に入りました」
――結果、外野の頭を越す長打になりました。感触は
「打った瞬間ちょっと正面かなと思ったんですけど、よく伸びてくれたと思います」
――送りバント、走塁も素晴らしかった。そのあたりの意識は
「僕は打つというよりもそういう細かいところを求められてると思うので。なんとかクリーンアップへチャンスメークすることが僕の仕事だと思いますので、その仕事を今日はうまくできたかなと思います」
――昨日と今日はスタメンで起用された
「スタメン発表されてからやってやるぞという気持ちで食らいついて、スタメンに毎日出続けられるように結果を出さないといけないと思ってますので。今日みたいな結果を続けていくことが大事だと思ってます」
――明日に向けて
「相手どうこうよりも僕たちのやる野球は変わらないと思いますので、目の前の一戦をしっかり勝っていけばいい結果が出てくると思う。まずは目の前の一戦をしっかり戦っていきたいと思います」
宮本丈 選手
――お立ち台に上がった気分は
「ここに立たせていただいてうれしいです」
――少し緊張気味でしょうか
「そうですね、あまり慣れてないので」
――リラックスしてお願いします。今日は3番で起用。どういう気持ちで試合に入った
「3番に入ってるからといって別に意識することはなく、次がムネ(村上)なので、いい形で塁に出てチャンスを作るっていう。普段と同じ気持ちでいきました」
――最初のチャンスが3回無死一塁。どういう気持ちで打席に入った
「山崎さんがチャンスメークしてくれた。同じことなんですけど、つないでムネになんとかいい形で回すって思いで打席に立ちました」
――感触はどうだったか
「山崎さんがすごくプレッシャーをかけてくれて。投手も少し気になっていた感じがすごく感じたので、そこは山崎さんに感謝したいなと思います」
――6得点。今日はいい勝ち方だった
「ほんとにいい攻撃ができていると思うので、続けていきたいと思います」
――ファンへ向けて
「天気もあまり良くない中、最後まで残っていただいて応援してくれてありがとうございます。残り試合、すごく厳しい戦いが待ってると思うんですけど一日一日、目の前の試合を全員で戦って頑張っていきたいと思います」
――最後もうちょいほえて終わりましょうか
「ちょっとほえるのはあれなんですけど(笑)。これからも全員野球で、ファンの皆さんも含めて最後まで頑張りましょう。ありがとうございました」
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