令和4年7月18日(月)東京ヤクルトスワローズは、神宮球場で読売ジャイアンツと対戦。
初回、ヤクルトは2アウトからヒットと四球で満塁とすると、6番オスナ選手がグランドスラム。4点の先制に成功する。
先発の石川投手はその直後の2回、巨人・ポランコ選手に2ランを許すと、3回にも連打と本塁打で逆転を許します。
追いつきたいヤクルトは3回の裏、先頭のサンタナ選手が復帰後初の本塁打を放ち1点を返し、更に5回にはサンタナ選手が2打席連続となる本塁打を放ちます。
6-8で迎えた7回、先頭の元山選手がライトスタンドへソロホームランを放ち1点差に迫ると、2死1,2塁から今季初スタメンの西田選手が同点のタイムリーヒットを放ち、試合を振り出しに戻します。
同点で迎えた9回、2週間の登板間隔を空けてマウンドに立った守護神マクガフ投手でしたが、巨人・丸選手に手痛い2ランホームランを許し、再びリードを許します。
サヨナラのかかる9回裏のヤクルトの攻撃、2アウトながら、コロナから復帰した内山選手がセンター前ヒット、続くオスナ選手がライトへヒットを放ちます。
1発出ればサヨナラという場面で内川選手が代打で出場しますが、あと一歩及ばず、8-10で惜しくも敗戦しました。
チームは6連敗となりましたが、オスナ・サンタナ選手のホームランや西田選手の活躍など、全選手が最後まで諦めない姿勢が垣間見えた試合となり、明日へとつながる一戦となりました。
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
巨人 | 0 | 2 | 4 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 10 | 16 | 0 |
ヤクルト | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 8 | 14 | 0 |
責任投手
勝利投手 | 巨人 平内 (4勝3敗0S) |
---|---|
敗戦投手 | ヤクルト マクガフ (0勝1敗23S) |
セーブ | 巨人 大勢 (1勝1敗25S) |
本塁打
巨人 | ポランコ 14号(2回表2ラン) 中田 11号(3回表2ラン) 丸 19号(9回表2ラン) |
---|---|
ヤクルト | オスナ 10号(1回裏満塁) サンタナ 5号(3回裏ソロ) サンタナ 6号(5回裏ソロ) 元山 1号(7回裏ソロ) |
バッテリー
巨人 | 菅野、高梨、赤星、平内、大勢 - 岸田、小林 |
---|---|
ヤクルト | 石川、木澤、コール、梅野、マクガフ - 西田、古賀 |
メディアレポート
試合前
ヤクルト・内山、奥村、長岡が1軍合流 新型コロナウイルスから復帰後は2軍で調整
ヤクルトの内山壮真捕手(20)、奥村展征内野手(27)、長岡秀樹内野手(20)が18日、1軍に合流した。3選手は9日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことが発表され、16日に2軍に合流。その後は調整を続けてきた。
多数の新型コロナウイルス感染者が出たチームは、前日17日のDeNA戦(横浜)に敗れて約2年ぶりの5連敗。3選手の出場選手登録は状態を見て判断されると思われるが、連敗ストップに向けて朗報と言える。
女子プロ藤田光里がツーバン投球に「60点」も笑顔 「AKRacingナイター」で始球式
始球式で投球するプロゴルファーの藤田光里
「AKRacingナイター」として開催され、今年2月にテックウインド社が展開する同ブランドと所属契約を締結したプロゴルファーの藤田光里(27)が、始球式を務めた。
投球はツーバウンドして捕手・西田のミットに収まり「投げる前に見えた景色がすごくきれいというか、人がいっぱいいて、そこで感動してしまって、投げるほうも少し緊張したんですけど、近くまで届いてよかったなと思います。少し思ったよりも右に飛んだなと思った。でも、あれだけ投げられたのは60点ぐらい」と笑顔で振り返った。
1回の裏 ヤクルトの攻撃
オスナ選手が先制の10号満塁ホームランを放つ
2死満塁でグランドスラムを放ったオスナ選手
オスナ選手は初回に先制の10号満塁ホームランを放つ活躍。存在感を示しました。
5回の裏 ヤクルトの攻撃
ヤクルト・サンタナが復帰2戦目で2打席連発!!
五回 本塁打を放つヤクルト・サンタナ
ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(29)が復帰2戦目で待望のアーチを放った。三回先頭で、左中間席へ5号ソロ。巨人・菅野のスライダーを捉えて3月31日の巨人戦(神宮)以来、約3カ月半ぶりとなる一撃に「個人的には復帰して早い段階で本塁打が打つことができてよかったです」とうなずいた。
ただ、これだけでは止まらない。五回1死の第3打席でも菅野の148キロ直球を捉えて、左中間席へ6号ソロ。4月下旬に米国で左半月板のクリーニング出術を受け、7月上旬に再来日。その後は2軍で調整してきたが、コロナ禍の影響で2軍戦には出場できず前日17日に1軍に復帰したばかりだった。
7回の裏 ヤクルトの攻撃
元山選手が1号ソロを放ち期待に応える活躍!
元山選手は7回に反撃の1号ソロを放つ活躍を見せました。
七回に今季初安打となる1号ソロを放ったヤクルト・元山 「アピールができていなかったので、絶対に打つという強い気持ちで打席に入った」
試合後
ヤクルト、6連敗も…松元監督代行は前向き「諦めないで粘り強く攻撃できた」
7回2死一、二塁、ヤクルト・西田が左前に適時打を放つ
ヤクルトは乱打戦に敗れ、6連敗を喫した。6―8の七回に元山のソロと西田の適時打で追い付いたが、九回に2日以来の登板となったマクガフが丸に2ランを浴びた。松元監督代行は「諦めないで粘り強く攻撃できた。次の試合につながるいい終わり方だった」と前向きに話した。
新型コロナウイルスに感染していた内山壮、奥村、長岡の3選手が1軍に復帰。内山壮と長岡は代打で出場し安打を放った。松元監督代行は「戻ってきたことで今までのヤクルトらしいプレーができると思う」と期待した。
ハイライトムービー
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次の試合ヤクルト・武岡、初めてのお立ち台で「背番号60の武岡です。長岡とは間違えないでください!」
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