
11球団連続勝ち越しの11をつば九郎と合わせて示す村上宗隆
令和4年6月26日(日)東京ヤクルトスワローズは、神宮球場で読売ジャイアンと対戦しました。
初回、先発のスアレス投手が3失点し、更に3回に2点を失った後、無死満塁の場面で本日支配下登録されたばかりの小澤投手がマウンドに上がります。
このピンチを見事0点で抑える好投を披露し、チームに勢いを付けます。
するとその裏、山田選手、青木選手、オスナ選手の連続タイムリーと長岡選手のスリーランホームランで一挙6点を奪い逆転に成功します。
その後も両チーム点を取り合う激しい戦いとなりますが、8回、1死1,3塁の場面で村上選手が決勝のスリーランホームランを放ち、11-10で読売ジャイアンツに勝利し、交流戦から11カード連続勝ち越しという史上初の快挙を成し遂げました!
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
巨人 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 10 | 14 | 2 |
ヤクルト | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | X | 11 | 14 | 1 |
責任投手
勝利投手 | ヤクルト 清水 (3勝1敗0S) |
---|---|
敗戦投手 | 巨人 平内 (3勝2敗0S) |
セーブ | ヤクルト マクガフ (0勝0敗22S) |
本塁打
巨人 | 中田 7号(6回表ソロ) 丸 15号(6回表ソロ) |
---|---|
ヤクルト | 長岡 4号(3回裏3ラン) 村上 26号(8回裏3ラン) |
バッテリー
巨人 | 戸郷、今村、鍬原、高梨、赤星、平内、鍵谷 - 大城 |
---|---|
ヤクルト | スアレス、小澤、今野、田口、清水、マクガフ - 中村 |
メディアレポート
3回の表 巨人の攻撃
支配下登録されたヤクルト・小澤が即1軍登板 ユニホーム間に合わず背番号「014」で4回2失点の好投
無死満塁のピンチで0封に抑え最高のデビューを果たした小沢投手
ヤクルト・小澤 怜史投手(24)が、支配下昇格後即1軍登録されて、5―1の三回無死満塁から2番手で5年ぶりに1軍マウンドに立った。
ユニホームは間に合わず、背番号は新しくもらった「70」ではなく育成時代の「014」で登場。最速148キロを計測するなど力のある直球を軸に、満塁のピンチを無失点で切り抜けた。その後は四回、五回と無失点で切り抜け、六回は代打・中田と丸にソロを浴びたが4回3安打2失点と好投を見せた。
静岡・日大三島高から2016年ドラフト2位でソフトバンク入団。故障の影響で18年オフに育成契約となり、20年オフに戦力外通告を受けてヤクルトに育成選手として入った。1軍登板はソフトバンク時代の2017年以来となった。
3回の裏 ヤクルトの攻撃
ヤクルトが三回に一挙6点の猛攻 長岡が4号逆転3ラン
3回、逆転3ランを放つヤクルト・長岡秀樹
ヤクルトが4点ビハインドの三回に猛攻を仕掛け、一挙6点を奪った。1死二塁で山田が巨人・戸郷から左前適時打を放ち、左翼手・ウォーカーが後逸する間に山田は二進した。村上が一ゴロの後、青木が左越え適時二塁打を放ち、2点差に迫った。さらにオスナも中前ポテン適時打を放ち、1点差。続く長岡は2死一、三塁で2番手・今村から右越え4号逆転3ランを放ち、7-5と逆転した。
◆逆転3ランを放ったヤクルト・長岡 「打ったのはストレート。先輩方が繋いでくれたのでその流れを切るわけにはいかないと思いながら打席に入りました。最高の結果になってくれました」
◆三回に適時二塁打を放ったヤクルト・青木 「打ったのはストレート。後ろに良い形でつなぐ。それだけです」
8回の裏 ヤクルトの攻撃
ヤクルトが11-10で巨人撃破 史上初全11球団連続勝ち越し 村上宗隆が特大26号決勝3ラン
8回裏、ヤクルトの村上宗隆が3ラン本塁打
ヤクルトが打ち合いを制し、このカード勝ち越し。史上初となる全11球団連続勝ち越しを決めた。8-8の八回1死一、三塁で4番・村上宗隆内野手(22)が巨人・平内から中越え26号3ランを放った。本塁打数リーグトップの村上は同じくトップの打点を71に伸ばした。
今日のヒーロー
村上 宗隆 選手
11球団連続勝ち越しの11をつば九郎と合わせて示す村上宗隆
――今の気持ちは
「本当にホッとしてますし、疲れました」
――11球団連続でカード勝ち越し
「目の前の試合をしっかり戦えているので、その結果として、こうして11球団勝ち越しすることができて、すごく誇りに思いますし、まだまだこれから、記録を伸ばしていきたいなと思います」
――勝負を決めた八回の3ラン
「一回にしょうもないエラーをしてしまったので、それをなんとか取り返したいなっていう思いで、ずっと打席に立っていたんですけど。なかなか結果を残すことはできず、悔しい気持ちだったんですけど、哲さん(山田哲人選手)が右打ちしてくれて、僕も楽に打席に入ることができたので。それのおかげです」
――シーズン50本塁打、三冠王にも期待がかかる
「取れるものはすべて取りたいですけど、それは終わってからの結果なので、まずは一試合一試合に集中して頑張ります!」
――ファンにひと言
「暑い中、声援ありがとうございました。まだシーズン長いんで、いい時も悪い時も応援してください」
ハイライトムービー
-
前の試合19失点で大敗するも青木選手が2ランを放つなど活躍!
続きを見る
おすすめ記事