下半身コンディション不良で登録抹消中だったドミンゴ・サンタナ選手が、米国での再検査のため、4月14日に日本を出国したと球団が発表した。
サンタナ選手は阪神タイガースとの開幕戦、2本塁打でチームを大逆転勝利へ導くなど、シーズン開幕から大活躍をしていた助っ人長期離脱はチームにとって手痛い一報となった。
ヤクルトは14日、下半身のコンディション不良で出場選手登録を外れているドミンゴ・サンタナ外野手(29)が再検査を受けるため、米国に帰国したと発表した。
開幕戦から好調を維持していた
開幕戦で2本塁打を放つなど絶好調
サンタナ選手は、昨シーズン後半から、村上選手の後を打つ5番打者としてチームの日本一に貢献した。
特にペナントレース終盤、チームの打線が調子を落とす中、10月には打率.377、7本塁打、OPS1.216と高い打撃成績を残した。
2022年シーズンは開幕戦で2本塁打を放ちチームの大逆転勝利の立役者になると、3戦連続で本塁打を放つなど10試合で打率.343、4本塁打、10打点OPS1.080と、好調を維持していた。
4月6日の中日戦で途中交代していた
サンタナ選手は4月6日の中日戦、5回の守備から途中交代をしていた。翌日、下半身コンディション不良で出場選手登録から外れた。
この日も4回裏にレフトへの痛烈な当たりで出塁し、好調かと思われていた矢先の出来事だった。
ヤクルト・サンタナを登録抹消 下半身のコンディション不良 開幕から全10試合5番スタメンの中軸
ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(29)が7日、下半身のコンディション不良のため出場選手登録を抹消された。
ポイント
高津監督6日の試合後「思った以上に状態が良くなかった。復帰のメドは今の段階では分からない」と説明していた。
下半身コンディション不良とは
サンタナ選手がどれくらいで戻って来るのかが気になりますよね?
球団の発表では、ケガの状態は下半身のコンディション不良とだけアナウンスされています。
コンディション不良とは
比較的症状が重い場合に使われることが多い表現です。
選手の状態が良くなく、復帰にどの程度の時間がかかるか見込みが難しい場合の症状を指します。
最近のヤクルトの選手では
・中村選手(上半身・2022開幕~)
・奥川投手(上半身・3/30~)
・濱田選手(上半身・昨シーズン1年)
などとなっており、中村選手、奥川選手は未だ復帰の目途は立っていません。
濱田選手に至っては、昨年のオープン戦で破竹の活躍を見せましたが、ケガに泣いた一年でした。
サンタナ選手の状態は
サンタナ選手も下半身のコンディション不良ということで、長期の離脱を覚悟せざるを得ない状況でしたが、それでも代打での出場を期待する声が大きかったです。
しかし、今回の球団発表では、アメリカに帰国し、再検査を行うとのことで、更に離脱する期間が長くなってしまいました。
しかしながら、わざわざアメリカにまで行き再検査を行うということは、本人が抱える違和感の原因が掴み切れていないという風にも捉えることができるので、重症と決まった訳ではありません。
今は治療に専念
サンタナ選手は昨シーズンオフの契約改定時に、1年契約を選択しました。
オスナ選手が3年契約だったことを鑑みると、サンタナ選手も複数年契約を提示されていたと考えられますが、メジャー復帰を見据えての単年契約だったと思われます。
ここで無理をして出場するより、一度治療に専念することを選んだのかも知れません。
サンタナ選手は必ず戻って来る
サンタナ選手は帰国前、ツイッターでファンに向けてこのようにメッセージを残しました。
I'll Be Back Soon(すぐに戻るよ!)
チームスワローズでピンチをチャンスに!
シーズン直後の外野手は、青木選手、塩見選手、サンタナ選手の3人でガッチリ固まっていました。
しかし、サンタナ選手の離脱、更には青木選手の不調が重なり、チームの打線が低調な試合が続いています。
チームスワローズで勝利を掴もう!
このピンチを脱するには、ヤングスワローズの活躍が不可欠!
右の大砲の濱田選手、昨シーズンイースタンリーグ首位打者で好調の太田選手、コロナ療養から復帰したムードメーカー山崎選手など、期待の若手選手がヤクルトには多くいます。
このピンチの中で輝き、サンタナ選手が安心して治療に専念できるよう、選手、ファンが一体とって、チームスワローズで勝利を掴みましょう!