令和4年4月9日(土)、ヤクルトスワローズは東京ドームで読売ジャイアンツと第5戦目を戦い、2-3で惜しくも敗北しました。
初回表のヤクルトの攻撃は、前日休養をとって元気いっぱいの塩見選手が高らかにファンファーレを鳴らして出走位置につきます。
ジャイアンツ先発は来日初登板のシューメーカー投手。その来日初投球でした。
ど真ん中のストレートを待ち構えていた塩見選手は、見事ファーストスイングでアジャスト!打球はぐんぐん伸びレフトスタンドへ先制のホームラン!助っ人外国人投手に手痛い洗礼を浴びせました!
更に塩見選手の打球は看板直撃でちゃっかり100万円をゲットしました!
ヤクルト塩見が2号先頭打者弾で看板直撃、賞金100万円ゲット 巨人新助っ人のデビュー戦初球をガツン
ヤクルト・塩見が「初球先頭打者看板弾」を放った。初回、先頭。巨人の新助っ人・シューメーカーが投じたやや外角寄り143キロ直球を完璧に捉えた。打球は大きな放物線を描き、左翼席上部への先制2号ソロ。今季より新設された大型ビジョン内のデジタル看板の「STARTS(スターツ)」を直撃し、賞金100万円が贈られた。
「初球から積極的に打ちにいくことを決めて打席に入りました。1・2・3(のタイミング)でいきました」と塩見。前日には試合前のシートノックに入らず試合も欠場したが、この日は試合前練習を全てこなし、定位置の「1番・中堅」で先発出場していた。シューメーカにとっては、来日初登板初先発で投じた初球で本塁打を浴びたことになる。
ヤクルトの先発は先発は小川投手。打線が先制した波に乗りたいところでしたが1回、先頭の吉川選手、坂本選手に連打を浴び、ノーアウト2,3塁のピンチを招くと、3番ポランコ選手のショートゴロの間に1点が入り1-1の同点に追いつかれます。
なおも1アウト3塁とピンチが続きますが、後続を打ち取りこの回を最小失点に切り抜けます。
小川投手は続く2回にも先頭のウィーラー選手に2塁打を許すと、その後8番大城選手にヒット性の当たりを許しますが、セカンド山田選手のファインプレーが飛び出し、追加点を許しません!
何とか追加点は阻止しましたが、1アウト3塁と勝ち越しのピンチは続きます。
ここで3塁走者のウィーラー選手が大きめにリードを取っているところを古賀選手が見逃さず、ピッチャーに外角の球を要求するとすかさず三塁への送球しアウトにします!
ヤクルト・古賀優大がビッグプレー 三塁走者を牽制刺でピンチ脱出
ヤクルトの古賀優大選手が9日、敵地での巨人戦に「8番・捕手」で先発出場。好守でチームのピンチを救った。
1-1の同点で迎えた2回、一死三塁の場面で9番・シューメーカーに対する4球目の直後に三塁へ素早い牽制。一度はセーフと判定されたが、ヤクルトベンチからのリクエストで判定が覆り、三塁走者はタッチアウトとなった。
巨人の三塁走者・ウィーラーも水泳のクロールのようにタッチをかいくぐろうとしたが、古賀から送球を受けた三塁手・村上宗隆がウィーラーの脇腹へタッチ。間一髪のプレーでチームを救った。
一死三塁のピンチが一転、二死無走者となり、シューメーカーも二ゴロで凡退。ヤクルトにとっては今季初勝利を目指す先発・小川泰弘を救うビッグプレーとなった。
小川投手は野手の好プレーにも助けられ、この回を無失点に切り抜けると、続く3回にもランナーを許しますが、粘りの投球で無失点に抑えます。
しかし、4回裏のジャイアンツの攻撃、8番大城選手に勝ち越しのソロホームランを許し、1-2と再びリードを許します。
援護したい打線は6回表、好調の太田選手がヒットで出塁すると、頼れるキャプテン山田選手がタイムリーツーベースを放ち2-2と同点に追いつきます。
その後両軍はリリーフ陣が踏ん張り、2-2のまま10回の延長戦に突入します。
10回裏、マウンドにはここまで防御率0.00の梅野選手が登板します。
先頭の坂本選手を打ち取りますが、続く立岡選手に痛恨のサヨナラホームランを浴び、2-3で惜しくも敗戦しました。
ハイライト動画
イニング結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
巨人 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 3 | 9 | 1 |