ヤクルト2軍球場の移転先 守谷市の新総合公園内で最終調整
茨城県守谷市は1月28日、プロ野球のヤクルト2軍施設の誘致を進める茨城県守谷市は28日、同市野木崎地区に球団施設を含む「市総合公園」(仮称)を新たに整備し、球場や屋内練習場のほか、市民が利用する多目的広場、ランニングコースなどを新設する計画を明らかにした。
計画に関する住民説明会を同日開いた。球団施設は2027年1月の完成を目指す。
新総合公園敷地にファーム施設を整備
ヤクルトの2軍が本拠地とする球場や室内練習場は現在、埼玉県戸田市にありますが、施設の老朽化に伴って移転先を検討していて、守谷市が誘致に向けた提案を行い球団と協議しています。
この中で守谷市では、野木崎地区の「常総運動公園」に隣接したおよそ14ヘクタールの土地に新たな総合公園を整備し、その敷地にヤクルトの2軍の球場や屋内練習場、屋外練習場などを移転してもらう案を示し、球団側と最終的な調整を進めているということです。
移転時期は令和9年2月ごろを予定
守谷市は市民の意見などを踏まえて、ことし3月までにヤクルトと協定を結び、正式に移転が決まる見通しです。
市では、4年後の令和9年2月ごろの移転を目指しているということです。
守谷市都市整備課は「2軍本拠地の移転によって交流人口の増加などの波及効果を期待している。地域の活性化や市の知名度アップにつなげていきたい」としています。
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