吉村貢司郎、虎の〝村神様〟に投げ勝った
気迫のこもった投球だった。ヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=が6回1安打無失点。
セ・リーグ記録に並ぶ、開幕から31イニング連続無失点記録を達成した村上と白熱した投手戦を展開した。
(甲子園は)ファンの方も熱くて雰囲気もすごいので、負けずに頑張りたい
先発予定だった7日のDeNA戦(神宮)が雨天中止となった影響で、登板日がずれて初めて任されたカード初戦。
意気込み通り、抜群の安定感を見せた。四回先頭の中野に右前打されるまで無安打投球。
六回は2死から3者連続四球で満塁とされたが、最後は佐藤輝を空振り三振に打ち取りガッツポーズを見せた。
意識していたライバル 悔しい思い出しかない
リベンジしたい相手だった。国学院大出身の吉村にとって、投げ合った村上は東洋大出身の1学年下で東都大学野球リーグでしのぎを削った間柄。吉村は4年春に3勝1敗、防御率0・93と結果を残したが、村上が6勝0敗、同0・77とタイトル争いに敗れた因縁の相手でもあった。吉村は「意識していたライバル。悔しい思い出しかない。プロでは負けたくない」と雪辱を誓った。
吉村貢司郎が白熱の投手戦を制する!
【吉村貢司郎プロ二勝目】
— 燕分補給@ファンサイトブログ (@tokyo_yakult_) May 9, 2023
吉村貢司郎が白熱の投手戦を制する!
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